Kiso Suzukiギターについて

 Kiso Suzukiのアコースティクギター

私が初めて買ったアコースティクギターは、高校一年生に入学した時、入学祝として親から買ってもらったYAMAHA FG201でした。

 

ギターなど全く弾けなかったけれど、とにかくBeatlesにもろに影響を受けていましたから、欲しくて欲しくて。

 

正直アコースティクギターは、全くギターを弾けない私にとって、一歩でもBeatlesに近づくための踏み台、(心理的エレキギターはまだまだ敷居が高かった)として、簡単に生音が出て、気軽に練習できれば良いか・・・・。

 

と、何も考えず楽器店に入って、一番店先の天井に飾ってあったギターが、YAMAHA FG201で、ただ目についたっていう単純な理由で選びました。

 

当然、試し弾きなどせずにそのまま購入。

 

今でも覚えていますが、店の店員が緑のチェック柄の薄いビニールケースに入れてくれたのを覚えています。

 

 とにかく、そのYAMAHA FG201で楽しみながら本当に楽しみながら練習しました。

 

 同じ頃にギターを買った友人達がみんなFコードで挫折した。

と言っていたんですが、私は???でした。

 

 私にとってFコードは確かに音が出ずらかったけれど、音が出ないなりに楽しみながら自然と音が出るようになっていましたから。

 

好きなこととは、こういうことなんでしょうか。

 

今でもそのFG201は手元にあります。

70年代のギターですから、相当雑に扱ってはきましたが、それなりに良い音はします。

 

私にとってアコースティクギターは、あくまでエレキギターの補助的な存在だったこともあり、大学時代に先輩からS yairi YD301を譲ってもらったもの以外、他のアコースティクギターは持っていませんでした。

 

今でもバンドでアコースティクギターを弾く機会はほぼありませんが、一人部屋で曲作りや音を楽しむという時は、というか毎日弾いています。

 

そんな私が、〇―〇オフのジャンクコーナーで手にしたこのKiso Suzukiのアコーステックギター。

 

それまで、Kiso Suzukiというメーカーの存在さえ知らなかった私は、メイドインジャパンで、古いギターだな。

 

ネックが折れて、接着してあるな・・・・

ブリッジが浮き上がっているな・・・。

 

とはいうものの500円という値段に、「おもちゃ」として弄るには良いかも・・。

と単純にレジへ持っていきました。

 

続く