Kiso Suzukiギターについて2
家に持って帰って、早速どうにかしたいな・・・・
いや、せめて弾けるように直したい。
ギターのあちこちを見まわしました。
確かにネックはヘッドの続きで折れています。
よくある立ちごけによる折れだと思われるんですが、前のオーナーが懸命に修理した形跡が見えます。
なんの接着剤でくっつけたのかはわかりませんが、それなりにくっついています。
これを生かした方が方が良いな・・・。
と判断し、更なる補強のためにYou Tubeのネック折れ修理の動画を参考に私もヘッドに上から穴を開け、そこにホームセンターで買ったローズウッドの棒木を差し込みました。
ヘッドのペグ穴も一か所大幅に欠損した部分があったので、棒切れを削って木目に沿って埋めました。
ここでもノミが大活躍。
ノミの使い方を学んでおいて本当に良かった。(ほッ)
30cmくらい離れて見たら全くわからないくらいになりました。
穴に差し込んだ棒切れもノミで丁寧に削り、サンドペーパーで丁寧に丁寧に均しました。
後は塗装するだけ。
ネック裏も元の塗装をサンドペーパーで削りながら均一に均しました。
一番の問題は、サドルが天板から離れかかっていること。
今までエレキギターの修理はしてきたけれど、アコーステックギターのこういった修理はしたことがなく、どうするべきか・・・。と悩んで、結局You Tubeの動画を参考にしました。
今は良い時代ですね。なんでもYou Tubeにあるんだから。(笑)
動画を参考にアイロンでサドルを温めながらスクレーパーでゴリゴリしながら剥がしました。
これが、大失敗。
スクレーパーを強く当てすぎたのか、アイロンの温め温度が低かったのか、天板の一部が剥がれてしまったのです。
剥がれた一部は剥がしたブリッジにくっついている有様。
オーマイ―ガー!!
続く