ネック折れSUZUKI KISO アコギW150

 ネック折れのギターをジャンクコーナーでよく見かける。
一体全体どうやったらネックが折れるのか、不思議で仕方ない。
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どういった状況で折れるのか、一度現場を見たい気がする。

ネットで検索していくと、どうもギターを倒した時に折れるらしい。
私の経験からギターは何度も倒したことがあるし、高校1年の時に買ったヤマハFG201は倒しまくっていて、
ネック裏もトップも打痕だらけだけれど、全く折れていない。

というわけで、KISO SUZUKI W150のネック折れ、多分全オーナーが修理したであろう状態で売っていた。
○○○円と破格の値段で。

SUZUKIというメーカーのアコギをいつか弾いてみたいと常々思っていたので、即購入。

ネックヘッドのローズ貼り付け部分は裂けて接着剤で繋いでいる。
それなりに、くっついているから良いんじゃないかな・・・・・。

YOU TUBEでネック折れの修理を見ながら、適当に補強することにした。

ネックヘッドに、何箇所か8mmの穴を開け、ローズの丸棒を差し込んで補強。
ローズ板のめくれ部分は紙やすりでシコシコしながら均一にしていく。
さすがに、ロゴを消した(9)ないので、ロゴ部分とマシンヘッドが入る穴から下で段差が若干出たけれど
まあ、良いか・・・・。

そのまま、一週間ほど放置して完成。

あちこち磨いたけれど、なかなか綺麗にはならない。

時にヘッドとネックの紙やすりで塗装を剥がした部分の再塗装が上手くできない。

おかしなことになってしまったけれど、まあ良いか。

と弾いてみた。
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前々から気になっていたけれど、フレット処理が全くと言っていいほど疎かですね。

チクチクイと痛い痛い。

これもヤスリとサンドペーパーで相当時間かけました。

何となく仕上がったので本気で弾いてみた。
良い音してます。

ネックの握りも私にはぴったり。

これが○○○円?

同年代のモーリスやヤマハと色々引き比べると、やっぱりメーカーで随分と違うもんだね。
私はこのKISO SUZUKI アコギはとても気に入りました。

多分一生弾き続けることでしょう。

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