ギターと老眼

 最近、老眼が進んで字を読んだり書いたりするのが面倒になってきました。
もともと強度の近視ですから、眼鏡がないと日常生活に支障がでていましたが、それに加えて老眼。
結構、厄介ですね。
 書類を書く時も読む時も眼鏡をずらす。
ピントをずらさないとはっきり見えない。
煩わしいといったらこの上ない。
 若い頃、年配の方が眼鏡をずらしているのを見て、何やってるんだろう?と思っていましたが、
まさか自分が同じ行動をとるとは思ってもいませんでした。

遠近両用メガネというものがありますが、これは単純にレンズの下部と上部の度数が違う仕組みで下を見て読み書きし、遠くを見るときは上部で見るということらしいです。

結局眼鏡をずらす手間を省くということ。

なんでこんなことを書き始めたかというと、座ってギターを弾く時当然ネックが近くなりますが、指板がぼやけたんですね。
なんてこった、指板がぼやけてるぞ~と思った時、そりゃそうだ。
いつも書類を読み書きするときもぼやけてるもんな。
と思ったのですが、流石にショックでした。
十代の頃からギターを弾いていてこんな経験はなかったから。

常にはっきり見えていましたから。

自分はあくまで若く、長年弾き続けているギターも当然今までと何も変わらないと思っているけれど、実際はそうじゃないということを、体の衰えを実感しました。

なんだか寂しいような、でもまだまだという気持ちになったりしています。