皆と同じことが正しいのか?

水曜どうでしょうが好きで、よく見ます。
何度見ても面白い。
何がそんなに面白いのかと、よくよく考えてみたら何となく学生時代のバカ言いながら友達と楽しく過ごした雰囲気がとても似ていることに気が付きました。

損得勘定なく、ただ、ただ、面白おかしく会話をする。
社会人になると、なかなかそういう会話はない。
学生時代の本当に利害関係がない時の出来事は、腹の底から面白かったな~と。

私なりにそう思いました。

人は本来、楽しむためにこの人生を生きていると思っている私にとっては、とても刺激的な番組だと思います。

今の社会構造の根底にある不安感、恐怖感。
私達の日常生活全てにわたって、重くのしかかっているその不安と、恐怖。

これをしたら、怒られるかもしれない、こんなことをしたら笑われてしまうかもしれない。
このままでは死んでしまうかもしれない。
なんて、勝手に思い込んでいる。
誰か他人の目を常に気にしながら生きる。

だらか、協調性、皆と同じであれば安心するといった心理。

なんの保障もないまま、皆と同じであれば安心するという気持ちは何故だろう。
私は、私、あなたはあなた、十人十色で皆違うはずなんだけれど。

「皆さんこうしています。」という言葉は1つのセールストークだと私は思います。

この一般大衆と同じという言葉。
皆そうしているなら、私もそうしよう。

根拠も何もない。
私達は子供時代から常に他人と比較され、協調性を重視するように教育を受けて育つ。
没個性が素晴らしいことだと、徹底的に教わる。

その結果が「皆と同じ」が一番安全で、一番安心するという心理に繋がっている。

私達の考えは誰もかれもが皆と同じとは言えないでしょう。
だから、それぞれの考えで判断しながら自分なりに楽しく生きられたら・・・・。

つくづくそう思います。