ジミヘンは凄い

 夜中2時過ぎ、なんとなく目が覚めて、ギターを弾きながらYou Tubeでジミヘンを見た。
夜中の静寂の中、音を小さくして視覚と聴覚で感じるジミヘンの凄さを改めて感じた。

これまで約40年、片寄はあるけれどロックを聴いてきた。
当然ジミヘンのCDも持っていて聞いたりしてきたけれど、全く分からなかった。

やっぱり、視覚と聴覚で聴くロックだとつくづく思いました。
CDで聞くだけでは決して分からなかったモノが胸にガンガン響いてくる。

これは本当にアートだと思いました。
何が言いたいかというと、ジミヘンの感性がそのまま、ギターを通じて伝わってくる音が視覚的に響く、例えればそんな感じかな。

エリッククラプトンやジェフベックもヤードバーズからのギターを聴いてきたけれど、決して彼らでは伝わってこなかったモノが私の魂に響く。

感じるがまま、心のままにギターを弾くジミヘン。

クラプトンは本当に努力の人。
好きなんでしょう、ギターを弾くことが。
だから、出来るまで必死で練習する。
そんなギタリスト、言うなれば優等生なんですね。

でもジミヘンは、まるで画家が絵を描くときに使う筆がギターで、キャンバスがこの空間となって、自由自在に
素晴らしい絵を描く。
イメージ 1
ジミヘンのコピーは誰でも出来るだろうけれど、アレンジもまた出来るだろうけれど、ジミヘンのような絵を描くことは誰にも出来ないと感じました。

コピーをしてバンドで演奏したとしても、あの自由奔放なギタープレイはとても真似できない。
感じるがままの表現は。

練習してどうにかなるものではない。

やっぱり、音楽は商業主義で売れる売れないだけではなく、本当に芸術、本物は確実に心に響くんですね。

まあ、あくまで個人的な見解です。