ギタリストについて

 何度見ても、どうにもこうにも感銘を受けるとはこのこと。
ジミーヘンドリックスのライブをYou Tubeで見てのこと。

私はビートルズを中学から高校時代聴きまくり、ロックンロール信者になって今に至るけれど、
ジミヘンの凄さが分かるようになったのは、恥ずかしながらつい最近。

確かに存在と、たまに耳にすることはあった、CDも持っていた。

けれど、何が何だか全く理解することができないでいた。

これは、成長ということなのかな・・・。

途中ブランクはあるけれど、40年近くもギターを弾いてきて、その凄さに気が付いたのが今とは。
でも、ジミヘンのギターの良さがわかって本当に良かったと思う。

ヤードバーズを聴いて、ビートルズと同時期にこんな凄いバンドがあったのか・・・・。
と自分の無知さ加減に気が付き、耳に張り付いて離れないフレーズを真似てみたりした。
誰がギタリストだった時代がどうとかこうとか、あまり気にすることもなく。
ただ、ジェフベックのギターは凄いと思った。

 他に、エリッククラプトンは、誰もが聞きコピーをしている。
御多分にもれず私もコピーした。
ギターを弾くに当たって、一番聞いたのはクラプトンだった。
ビートルズの曲にも参加していたからというのもある。

しかし、クラプトンフリークには申し訳ないが、私の心の中ではどこか不完全燃焼・・・、言い換えれば
どこか聴いていて、イライラが残る、すっきりとした感じがしない。

特にアルバム「レイラ」。
あまりにも有名であまりにも良い曲があると思うけれど、私の中では常に不完全燃焼、どこか歯切れが悪い感じが残っていた。

でも、ジミーヘンドリックスのギターには改めて衝撃を受け、すっきりと心の中にストンと落ちてしまう。
多分、その感性なんだろうね・・・。
クラプトンは優等生、ジミヘンは開拓者、自身の感性をそのままギターで表現する才能が全く違う。

まあ、あくまで私見だからお許し下さい。

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