クリエイティブとは


ブリキ
昨今はブリキで出来ているものというのをあまり見なくなってきた。
思いつくとことでは缶詰くらいかな。

大体がプラスチックになっている。
というか、最近のあらゆる製品が何だかな・・・何となく重みが無い。
言い換えれば「ちゃちい」感じがするのは私だけか。

形が整っていればそれで良いんだ。「何か?」という感じがしてならない。
機能、耐久性は二の次。
以前は当たり前の価格で売られていた材質・機能性・耐久性で出来た製品は、今では高価なものとなっている。

まるで張りぼて

ギターにしてもそう。
私が高校生の頃に普通に楽器店で売られていた国産のギターが、今ではジャパンビンテージとか何とか言われ、プレミアム価格が付いて売られている。

やはり、外国製の安価な製品が大量に出回っている昨今では、仕方がないかもしれない。

今回、BUSKER’SのMADE IN CHINA製のギターを弄繰り回して感じたことは、
確かに材質は安い材を使っているかもしれないけれど、問題は仕上げだと思いました。

特にネック、フレット処理。
ピックアップは当然どうにもならない品だけれど、ボディに関しては決して使えない代物ではない。

要は製品を作る段階での思い入れなんだろうと思いました。
プレイヤーなら当然感じる弾き心地の良さ、楽器として見たときに、少しでも弾く人を想像していればまるで違った製品になっているだろう・・・。
と思いました。

日本製が良いと言われるのは多分、その辺の違いかもしれないかな・・・。

ただ、私がジャンク品で買った8000円のスクワイヤストラトキャスターにはびっくりしました。
個体差があるだろうとは思いますが、当たりの個体は良い音してます。
これも、MADE IN CHINAと誇らしげにネック裏に記載されているけれど、これはこれで値段の割には良いと思います。
フェンダーの名前が小さく書いてあるのもそれなりの意味はあるんでしょう。

何でもそうですが、やはりものづくりは、作り手の気持ちがあるかどうかなんだろうね。

イメージ 1