音は波動

楽器は新品で買うものだと思っていた少年の頃。
グレコ、フェルナンデス、トーカイ、ヤマハアリアプロ等のメーカーのカタログを食い入るように見ていました。
あの頃が懐かしいですね。

今、フェンダーなんて当たり前になっていますが、私が大学時代音楽サークルでバンドを演っていた頃も、
同じサークル仲間やその他の知り合いでフェンダーを持っている人は皆無でした。

あまりにも高かったから。

皆、フェンダーギブソンのコピーを使っていました。

当然、本物の音なんて聞いたことがないから、コピーの音が良いとか悪いとか言う以前の問題ですね。
兎に角、楽しければ良いということと、音を楽しむためには楽器が必用だったということ。

タブ譜もあるにはあったけれど、演奏したい曲がない。
しかたないから、耳コピですよ。

どこのポジションを弾いているのか?この音はどこだろう?
宝探しの気持ちですね。

同じ音が出た時は歓声を上げていました。

音楽も波動なんですね。
音を聞いて、楽しい、嬉しい、癒されるといった音の波動がそのまま、気持ちに伝わる。
人それぞれ違う感じ方をするけれど、音は言葉とは違った意味で人に影響を与える。

できるだけ自分が聞いていて心地いい音に触れることが大切なんだと思います。

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