古民家

 古い日本家屋に魅かれてしまう。
建築技術を少し勉強した時に、日本の家の凄さを痛感したからだ。
梅干しと日本刀(樋口清之 著)という本を読んで改めて日本の風土に適した建築だということも学んだ。
古民家定義として、戦前に建てられた家のことをという。

また、家を建てるには山を買えと言われたらしい時代には、家の箇所それぞれに使う材木は、山のどの部分に生えていた木を使うかも棟梁が決めていた。
南向きの玄関には南側に生えていた木を使うし、家の北側に使う材は、山の北側に生えていた木を使うといった具合に。
日本の家は、木造が主流だ。
木と紙でできていると馬鹿にされるらしいが、決して石の家を建てられないわけではなかった。
それは、湿気の覆い日本に適していなかったからだという。
土塀で茅葺屋根の家は、それぞれ全て快適さを求める理由があった。
基礎を石にしたのもしかり。
細かく書いていくときりがないのでこの位にしておきます。
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