BUSKER’S塗装剥がし

 どこまで書いたか忘れてしまいましたが、
3000円で買った、BUSKER’Sのギターのネックとボディを取り外し、
なんだかな~と言った感じの安っぽいネックの塗装を紙やすりでシコシコ。
元々白い木肌が目立っていたものを、何とか経年劣化を思わせる感じにしたくて。

いきなり、ラッカーをウエスに染み込ませてゴシゴシ。

色の変化は全く感じられず、少しガッカリしながら乾燥させ、
さて、次はどうしたものか、と、ピックガードをそっくり外す。

このBUSKER’Sの色がどうも気に入らないし、どうせ、黒いどんがらボディにネックを載せ替えるので、
この際思い切って塗装を剥がすといった危険極まりない行為に挑戦したくなりました。

色は緑。
散々クリーム色と迷ったけれど、やっぱり緑が良いかなと、想像しながら塗装剥がし作業に突入。

その前に、黒のどんがらボディと、今回のBUSKER’Sのボディのどちらが重いを図りで図ってみました。

BUSKER’Sのカタログデータをネットで検索すると、ボディはバスウッド、ネックはカナディアンメイプル、とあるから、まあ、まあかな。と思いながら。

しかし、得体のしれない黒いどんがらボディの方が重い。

一概に思いボディが良いかどうかは分からないけれど、なんとなく重いほうが良い音がでるような気がして、
一人悦に入る。

乾いたかどうかさえ定かではない、ネックを持ち出し、どんがらボディにセット。

全く合わない。

ネックポケットはゆるゆる、おまけにネックポケットがこのネックには浅いため、ボディから3mm程度浮いてしまう。
どうしたものか、と、ネックを削るか、ボディを削るか。
当然、300円のボディを削ることに。

彫刻刀を持ち出し、シコシコ削り始めたは良いが、平衡が全くとれません。

左右のバランスが悪くなる一方。

これは困った。
もしかしてピンチか?

どんどん削る。
どんどん、ドツボに嵌る。

嫌な予感ではあったが、取り敢えずこんなもんかと、ネックを載せてみるが、隙間と平衡がとれてない。

またまた、削る。

もう限界だと思いながら。

最終的に平衡にはなった。
ネックを載せて、ブリッジをはめ、6弦だけはってみた。

全く話になりません。
弦がネックの付け根に見事に当たり、音すら出ません。

もともと、21フレットのボディに22フレットのネックを付けること自体が無謀なんでしょうね。

もう、どんがらボディは諦めよう。

と全て外し、BUSKER’Sのボディ塗装剥がしを始めました。

続く。