どうなんでしょう。

 どこをどう見ても、全くどこから見ても触っても現実だと思う。
あまりにもリアリティがあり過ぎるから、これが自分の想念が作り上げた世界、宇宙だとは到底思えない。
般若心経でいう色即是空、空即是色。
量子力学、他すべて共通して同じことを言っている。
私達が認識するから、そこにあり、その現実がある。
この世界は全てエネルギーで満ち溢れていて、実体があると思い込んでいる自分自身が想念で作り上げた世界なんだと。

今はまあ、なんとなくそうなんだろう程度には理解できるようになったけれど、毎日の新聞、テレビに毒され続けていた頃は、全く受け付けることさえできない、荒唐無稽で理解不可能なことでした。

ただ、自分のこれまでの生きてきた経緯を思い返してみると、そうなるんじゃないか、と何となく感じていたことが、実際現実になることは多々ありました。
これは、良い意味ではなく、ほぼ全てネガティブな出来事でしたけれど。

ネガティブな思考が骨の髄まで染み込んでいた、いや、染み込まされていたというのが本当なんでしょう。

朝起きてテレビのスイッチを入れる。
ニュースキャスターが言う。
誰それが人を殺した、こんな不幸な事件があった、こんなに困っている人がいる。等々。
世の中には明るい出来事だって沢山あるはずなのに。
他は、大概芸人が何か食べてるか、
スポーツ、映画、セックス等娯楽に満ち溢れているように見せかけられて、
自分はこんな生活ではない、自分は楽しくない、自分は自分は、
常に、他人と比べることで頭が一杯になり、心から幸せだと感じている余裕はない。

本当なんだろうか?
このいつも悩んで羨ましがって、妬んで、嫉妬する生活のまま一生を終えるのか?
と思っていました。

しかし、今のネット社会では情報がどんどん開示されています。
決してこれまでのように一方的にメディアが報じてきた情報だけを見聞きしている時代ではありません。

自分があらゆる情報を取捨選択することができる時代になりました。
そうしたなかで、本当はどうなんだ?

と疑問を持つようになりました。

それからというも、貪る様にあらゆる情報に触れて、少しずつ覚醒されてきました。

私たちは本来、楽しむために生まれてきたんだということを。

決して奴隷ではありません。
会社と称する組織に入り、誰も気づかず奴隷が奴隷を支配しながら、嫌な仕事で一日の大半を過ごす。

どうなんでしょう。

全て自分が作り上げた世界であるならば、楽しい世界にできるはずだと。

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