足掛けスツール

 私はものづくりが好きです。
特に木に魅かれ、どうにか自分の手で木を加工して自由にモノが作れないかと考えていました。
 長年休日に、自宅のウッドデッキを作ったり、棚を作ったりしていました。
あくまで素人が作るものですから、安易にインパクトドライバーで強引に木と木をくっつけ、少しくらい寸法が違ってもまあ良いか・・と適当に作って言いました。
 材木を真っ直ぐに切ることもできませんでした。
当たり前ですが、のこぎりの使い方も知らなかったのです。
今、世の中は便利になってなんでも機械化が進み、のこぎりなど使うことさえ少なくなっていますが、原点はすべて手のこ、アナログだと思っています。
 正確に木をきり、正確に木を接合できることが分かりたい。
全て自分の手で作りたい・・。
そう思い、一念発起し訓練所へ・・・。
半年間みっちり道具の使い方と材木の見方等勉強し今に至ります。
ものづくりはとにかく楽しい。
夢中になれます。
 そんな気持ちでコツコツと作品を制作しています。
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 私は、高校時代からギターを弾いています。
アコギを弾くときはギターを抱きかかえて少し斜めにして弾きます。
どうしても右足太ももにボディの角が当たり痛いといつも感じていました。
また、右足を少し爪先立てなければ上手く弾けず、どうしたものか・・・
 スツールを作りながら、どうせなら右足を載せられる椅子を作ってしまえば問題は解消するだろうと・・・安易に考えて制作しました。
 
 色々試行錯誤を繰り返しできたました。